どこまでも美味しい生パスタを追求
小麦へのこだわり
一般的にパスタにはデュラム小麦という品種の小麦粉を使用します。
デュラム小麦とはパンや菓子に使われる普通小麦とは違う品種の小麦で、その実は硬く黄色がかった琥珀色で、タンパク質の含有量が高く、茹でると歯ごたえのある食感を楽しめます。パスタを購入すると一括表示の原材料欄に「デュラム小麦のセモリナ」と記載されたものが多いと思いますが、この「セモリナ」とは粗挽きという意味です。
生パスタでもこのデュラム小麦のセモリナを中心的に使用しますが、当社の生パスタはデュラムセモリナ100%のものもあれば、デュラムを使用しない生パスタもこざいます。
日本も北海道から沖縄まで多様な食文化がありますが、イタリアも同様で一口にイタリア料理と言っても地方により採れる農・畜・水産物は全く違い、それぞれ伝統的にその地で採れる食材を活かした食文化が発達してきました。パスタの種類も地方により様々な特徴があります。
当社でもイタリアの地方色豊かなパスタを作るため、デュラムだけでも7種類、強力・中力・薄力に至っては数十種類の小麦を使い分け、生産を行っております。
水へのこだわり
当社の生パスタの製造には埼玉県西部に位置する奥秩父の秩父源流水を使用しています。
「秩父源流水」は、秩父山系の雪解け水が山肌にしみ込み広葉樹林と石灰岩層に浄化され、天然のミネラルが溶け込んだ滋養分のある清い岩清水です。
この水を使って丁寧に練り上げた生地は雑味がなく、小麦本来の美しい生地の色を現し、水だけでこうも違うのかと言うほど!
地域の自然の恵みを大切に使わせていただいています。
地産地消へのこだわり
生パスタづくりでは小麦や水以外にも様々な原材料を使用します。
埼玉県では東京という大消費地に隣接し農業も盛んで、小麦、葉物野菜、根菜類、卵、畜肉とあらゆる農産品を地域の農家さんが丹精込めて生産をしています。
当社では農家さんから直接野菜を仕入れたり、県内の指定農場で採卵した新鮮な卵のみを使用したりと地域で生産しているものを最大限に使用した製品づくりを行っています。